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エクセルで簡易検索ボックスを作って、検索結果を別のリストに抽出する方法

あなたはエクセルの大きなリストから目的の項目を検索し、結果を別のリストに抽出したいと思ったことはありませんか?

エクセルを「ctrl」+「F」のショートカットキーで検索すると、検索はできるのですが、ヒットしたところを順番に巡っていくので、検索結果以外も見えてしまいます。結果だけを一覧で見られず不便なことがありますよね。

検索結果を別のリストにまとめてくれれば、もっと結果だけを見やすくなります。

エクセルで簡易の検索ボックスを作れば、検索結果を別のリストにまとめられます。

今回は「エクセルで簡易検索ボックスを作って、検索結果を別のリストに抽出する方法」を紹介します。

エクセルで簡易検索ボックスを作って、検索結果を別のリストに抽出する方法

エクセルで簡易検索ボックスを作って、検索結果を別のリストに抽出する方法です。

下の様な表で、B1セルに検索したい文字を入れると、表の隣に別のリストを表示する方法で紹介します。

1.G5セルに関数を入力する

G5セルに、「=IF(B1=””, “”, FILTER(A5:B100, ISNUMBER(SEARCH(B1, B5:B100))))」と入力します。

B1の文字を、B5~B100までのセル内検索し、当てはまるものがあった場合、A列・B列の値を、G5セル以降にリスト化する、という内容です。

2.B1セルに検索したい文字を入力 →G5セルより右側に検索結果がリスト表示された

数式が入力できたら、例えば、B1セルに「A」と入力します。

そうすると、B5~B100セルに「A」が入ったものを、G5セル以降にリスト化してくれます。

A列・B列だけリスト化します。

これなら検索結果だけを、別のリストにしてくれるので、検索結果が見やすくなりますよね。

実際の使用例

実際の使用例です。

範囲の調整

行全体の検索結果を抽出したい場合、FILTER関数の範囲を調整します。

ここでは、「A5:B100」→「A5:E100」にしました。

検索結果も広く反映されています。

検索結果にタイトルを付ける

検索結果に項目をつけたり、表の枠・罫線を作っておくと、結果が見やすくなります。

検索結果は、こんな感じです。

まとめ

エクセルで簡易検索ボックスを作って、検索結果を別のリストに抽出する方法です。

1.G5セルに関数を入力する

2.B1セルに検索したい文字を入力 →G5セルより右側に検索結果がリスト表示された

この方法だと、数式を入れて、検索用のセルに検索したい文字を入れるだけなので、簡単に検索できます。

VBAマクロを使うと、より高度な検索も可能です。

もっと細かい、例えば「○○は含むが、△△は除外する」のような検索がしたい方は、VBAを使って下さい。

→【VBAで簡単】エクセル検索ボックスの作り方|一覧を自動で絞り込み!

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