あなたは仕事で粗利益の目標を達成するのに、商品を何個売ったらいいかを計算するのが面倒だと思ったことはありませんか?
単純に売上から原価を引いて、1個あたりの粗利益がいくらだから、数量を掛け算して・・・とやるのは単純な割には面倒ですよね。
エクセルなら、目標から逆算して、必要数量を求める自動計算をしてくれます。
今回は「エクセルで利益を確保するのに商品を何個売ったらいいかを逆算する方法【ゴールシーク】」を紹介します。
エクセルで利益を確保するのに商品を何個売ったらいいかを逆算する方法【ゴールシーク】
エクセルで利益を確保するのに商品を何個売ったらいいかを逆算する方法【ゴールシーク】です。
下の画像を例に紹介します。
1.表を作る
まず元になる表を作ります。
これは単価10,000、原価9,000、数量15を売ったときの、粗利15,000が入っています。
粗利は、10,000-9,000=1,000で、かける15すると、15,000になります。
粗利のC2セルには、「=(C4-C5)*C6」の数式が入っています。
まずこのような表を作っておきます。
今回は、粗利を25,000にしたいとき、数量を何個販売したらよいのか?を例に紹介していきます。
2.「データ」→「What-IF分析」→「ゴールシーク」の順にクリック
「データ」→「What-IF分析」→「ゴールシーク」の順にクリックします。
ゴールシークの入力画面が表示されました。
3.値などを入力 →入力できたら「OK」をクリック
数式入力セル
目標値を入力するセルを指定します。今回は粗利を目標値にしたいので、C2を選択します。
目標値
今回は粗利25,000にしたときの数量を求めたいので、25000を入力します。
変化させるセル
数量を変化させたいので、ここにはC6を選択します(自動的に絶対参照で$C$6が入力されました)。
入力できたら「OK」をクリック
4.値が自動計算される
計算結果が自動表示されました。
数量は「25」、売上は「250,000」となります。
今回はキリのいい数字を例に紹介していますが、もっと半端な数字の場合、手計算だと大変なので、ゴールシークを使った方が速くて便利です。
条件を変えた場合もすぐ計算できるので、いろいろなパターンを考えるときにも便利ですよね。
まとめ
エクセルで利益を確保するのに商品を何個売ったらいいかを逆算する方法【ゴールシーク】のまとめです。
1.表を作る
2.「データ」→「What-IF分析」→「ゴールシーク」の順にクリック
3.値などを入力 →入力できたら「OK」をクリック
4.値が自動計算される
ゴールシークを使って、計算をラクにしていきましょう!
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