あなたは複数の表を結合、統合したいと思ったことはありませんか?
同じような表が複数あって、それを1つにまとめるとき、表を1つずつコピペしてもいいですが、表が多くなってくると面倒ですよね。
エクセルには、表を統合する機能があるので、それを使って簡単にまとめられます。
今回は「エクセルで表を結合、統合する方法」を紹介します。
エクセルで表を結合、統合する方法
エクセルで表を結合、統合する方法です。
今回は下のような3つの表をまとめるのを例に紹介します。
1.表の体裁を揃える
下準備として、表の最上段の行と、左端の列は項目を揃えておきます。
最上段なら、品名、単価、数量、合計金額、仕入先。
左端は商品名A~Fが入っています。
2.「データ」 →「統合」をクリック
「データ」 →「統合」をクリックします。
3.統合元範囲を選択 →「追加」 を繰り返す →「OK」をクリック
統合したい表を1つずつ選択し、追加していきます。
統合の基準「上端行」、「左端列」にチェックをいれて、OKをクリックします。
4.表が統合された
3つの表が1つに統合されました。
商品ごとに数量も合計されています。
罫線やセルの色など、書式はリセットされてしまうので、やり直すなどが必要です。
今回は、集計の方法が「合計」だったので、仕入先の文字列は空欄になりました。
平均や個数など、他の方法でも表は統合できるので、業務に合わせて使い分けできます。
他にも、担当者別の売上集計を部署ごとにまとめたり、地域別にまとめたり、支店の合計を全国の合計にまとめたり、個別のデータを集めて、全体の集計にまとめるときに便利に使えます。
何かと集計するときに使ってみて下さい!
まとめ
エクセルで表を結合、統合する方法です。
1.表の体裁を揃える
2.「データ」 →「統合」をクリック
3.統合元範囲を選択 →「追加」 を繰り返す →「OK」をクリック
4.表が統合された
これで表の統合も簡単にできて、仕事がはかどりますね!
他にも集計するなら、便利な関数や機能がエクセルにはあります。
別のページで、「SUMIFS関数」と「ピボットテーブル」を紹介していますので、集計をもっと便利にしたい方は、リンク先へどうぞ。
A社のB商品がいくら、何個売れたのか?といった条件を指定して集計するならSUMIFS関数が便利です。
また、エクセルの集計の王道と言えば、ピボットテーブルです。
ピボットテーブルは簡単に言うと、データ集計・分析が簡単にできる機能です。
過去5年分のデータを集計し、顧客ごとの売上順位に並べ替えたり、月ごとの集計や、商品ごとの集計も簡単にできます。
→エクセルで大量のデータの集計と分析が簡単にできるピボットテーブルの基本の使い方
表が1つにまとまったら、次は月別の売上集計やグラフ化をしたいですよね。
エクセルマクロを使って集計やグラフ化を自動化する方法を紹介していますので、下のリンク先へどうぞ。
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