あなたはエクセルで、リストの中に同じ文字を追加する修正をするのが面倒だと思ったことはありませんか?
例えば、住所の郵便番号が頭3桁と下4桁で別のセルに入っているのを、1つのセルにつなげたり、電話番号の頭に070をつけたり。
エクセルでリストの頭に特定の文字をつけるのを、いちいち1セルずつ手作業でやってられませんよね。
今回は「エクセルでリストの頭に特定の文字を付けるのを、まとめて修正する方法」を紹介します。
エクセルでリストの頭に特定の文字を付けるのを、まとめて修正する方法
エクセルでリストの頭に特定の文字を付けるのを、まとめて修正する方法です。
今回は下のように、電話番号の頭に「0」を付けるのを例に紹介します。

なかなか電話番号に0がないリストもレアかもしれませんが、気にせず読み進めて下さい。
1.D列に「0」を入れる
追加したい文字を別の列に入れます。
今回は「0」を追加したいので、0を並べます。

2.E5セルに「=D5&B5」を入力する →ENTERを押す
0を入れた隣の列に数式を入れます。
文字をつなげる方法はいくつかありますが、今回は「&」を使います。
E5セルに「=D5&B5」を入力し、ENTERを押します。

電話番号の頭に「0」が付きました。

3.オートフィルでE10まで数式を反映する
次は数式を下のセルにも反映させていきます。
E5セルの右下にマウスカーソルを合わせ、左クリックを押しながら、E14セルまで下に引っ張っり、左クリックを離します。
または、E5セルの右下にマウスカーソルを合わせ、ダブルクリック。

4.E5~E14までコピーし、B5セルで右クリック→値の貼付けをする
できあがったリストを、元データの上に上書きします。
表の罫線などはそのままにしたいので、ペーストするときに、値の貼付けをします。

5.電話番号が修正できた
これで電話番号が修正できました。

こんな感じで、リストをまとめて修正できれば、ラクですよね~。
右側のリストはもう使わないので、削除してください。
まとめ
エクセルでリストの頭に特定の文字を付けるのを、まとめて修正する方法です。
1.D列に「0」を入れる
2.E5セルに「=D5&B5」を入力する →ENTERを押す
3.オートフィルでE10まで数式を反映する
4.E5~E14までコピーし、B5セルで右クリック→値の貼付けをする
5.電話番号が修正できた
今回紹介した「&」以外にも、関数を使って複数のセルの文字をつなげる方法を紹介しています。
より複雑な文字をつなげたい方は、下のリンク先を参考にしてみて下さい。
コメント