あなたの周りに嘘つきはいますか?
いたら困りますよね。
でも世の中には嘘つきが結構います。
この「嘘つき」は、話すと面倒くさいです。場合によってはメンタル病みます。
あなたも経験があるかと思いますが、嘘つきと話すときはどれが嘘で、どれが本当かを意識しながら話さなくてはいけないんですよ。
気を付けてないと嘘をつかれてしまいますから。
だから話しててとても面倒くさいし、何より疲れるんです。
話してる間または後に、あれが嘘でこれが本当で…とかやるのですが、面倒くさくて疲れます。
そうして考えながら話をしたにも関わらず、結局最後には何も残らない。
時間を使って、何だか色々話をした感じになるのですが、結局うやむやで何も決まってなかったりします。
あなたは嘘つきとどんな対話をしていますか?
もしあなたが嘘をつかれて困っているとした、どんな対話をしたら良いのでしょう?
結論から言うと、「まともに対話しても意味ない」です。だって、みんな嘘にされちゃうから。
あなたが相手に真面目に答えたとしても、その答えは周りの人にきちんと伝わりません。伝える段階でまた嘘を混ぜるからです。相手はあなたの話を自分の考えたストーリーに乗るように偏向して、誰かに伝えます。だから一生懸命話しても無駄です。
世の中には自分の聞きたい情報しか聞こえない人たちが少なからずいます。
ユリウス・カエサルも「人は自分が見たいと思う現実しか見えない」と言っています。
これは心理学でいう「確証バイアス」です。確証バイアスとは、自分が信じていることを裏付ける情報だけを探し、自らに不都合な情報を無視したり集めないようにする傾向のことです。
嘘と確証バイアスは違いますが、嘘つく人は自分の都合の良い情報だけを取り上げ、自分の都合が良くなるように情報を加工して、別の人に伝えるという意味で、嘘と確証バイアスが混ざった状態になります。ひとまとめにすると「嘘にされる」ということです。
他にも嘘つく人は、自分の感情も嘘で表現するときがあります。
例えば、怒ったふりとかします。
相手が怒ると、真面目なあなたは「相手に悪いことしたかな?」と思うかもしれません。
でも気にすることありません。
相手も気にしてないからです。
嘘で怒ってます。
状況にもよりますが、怒っているところを周りに見せたいのかもしれません。怒っている内容は関係ないのかもしれません。怒っている事実が重要なのかもしれません。怒ったふりに対して慌てて対応するあなたの姿を周りに見せたいのかもしれません。慌てて対応したときのあなたの失言を期待しているのかもしれません。
あなたのマイナスイメージを周りに持たせたいのかもしれません。あなたの行動の100のうち99が正しくて結果が良好でも、たまたまの1の誤った行動や結果を取り上げ、あたかもそれがあなたの全てであるかのように周りに見せたいのかもしれません。揚げ足を取るとか、重箱の隅をつつくに近いでしょうか。
こういうのは真面目な人ほど悩んだり苦しんだりします。免疫がない人は大きなショックを受けたり、精神が削られていきます。
でもあなたが悩む必要はありません。
こう考えましょう。
嘘つきは嘘つくのが平気な人です。
自分でわかってて嘘ついてます。
嘘が通ればラッキー。通らなかったらまあ当然。その程度です。
だから言い方は極端かもしれませんが、テキトーに付き合っておけばいいです。
相手も気にしません。
相手も嘘が通用する人としか付き合わないだけです。
嘘の通じにくい人に一生懸命に嘘ついても、メリットが少ないからです。
もっと簡単に嘘が通用する人を相手にした方が、ラクに収穫が得られるのでメリットが多いからです。
あなたが悪いわけではありません。
「なんで嘘をつくのだろう?」と考え出すと病んでしまいます。
「この人は嘘をつくことがある」と考えるとラクになります。
適切な距離を取り、嘘をつかれる場面を少なくすることも有効です。
このように考えると、嘘をつかれてもあなたのメンタルが病まずに済むと思います。
あなたのお役に立てれば幸いです。
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