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最高にできる人はどこまで先のことを考えているのか?

仕事ができる人になる

あなたはどこまで先のことを考えて日々を過ごしていますか?

今日ですか?明日ですか?1年後ですか?5年後ですか?それとも10年後?

仕事ができると言われる人達はどこまで先のことを考えているのでしょう?

最高にできる人はどこまで先のことを考えているのか?

結論から言うと、できる人ほど、より先のことを考えています。

極論すると、この世で最高に仕事ができる人は、永遠に先のことを考えています。

あなたの周りにいませんか?

自分は今日と明日の仕事のことで頭がいっぱいなのに、「このままでは日本がヤバい・・・」って本気で言ってる人。

その人はきっと仕事ができて、永遠に先のことを考えてしまっています。

現実的には、永遠に先のことを考えるのは難しく、今のことを考えてしまいがちです。

今が面倒くさいから、今やらなくて済むことはやらない、という人は多くないでしょうか。

例えば、次のような場合です。


・夏休みが始まったばかりのとき、休みはたくさんあるから、最初の1週間は宿題しない。

・仕事で多少手を抜いても上司にバレなければ怒られないから、今日は仕事しない。

・仕事でお客さんに問い合わせの回答をする場面で、書面で送るのが面倒だから電話で回答しておいて、その後書面も送らず、回答内容のメモも残さない。

・ファイル保存時のファイル名のつけ方のルールが決まっているのに、入力が面倒だしファイル数も多いのでどうせ上司はチェックしてないだろうと思い、ルールに従わないで適当にファイル名をつける。あるいは保存すらしない。

・加齢で筋力が落ちてきたけど面倒くさいから、筋トレはしない。

・おむつしている赤ちゃんがおむつを替えてほしくて泣いてても、おむつを替えるのが面倒だし、あと1回おしっこしても大丈夫なおむつの状態だから、おむつを替えない。

・小学生の息子が遊ぼうと言ってきても、面倒だから一緒に遊ばない。

・幼稚園や小学生の子供がいる家庭だとして、食事を作るのが面倒だから、食事を作らず店屋物で済ます。

どうでしょうか。あなたに経験が無くても、周りにはこれと同じか、似たような経験をされている方はいらっしゃるのではないでしょうか。

どれもその場面、その瞬間はやらなくても、すぐに大きな悪い影響は出ないものばかりです。

でも、長い目で見ると悪い影響が出るものとわかります。次のようになります。

・夏休みが始まったばかりのとき、休みはたくさんあるから、最初の1週間は宿題しない。

 →この場合、たいてい次の1週間も宿題をせず・・・を繰り返し、最後の1週間で慌ててやることになります。最初は良くても、30日後に悪い影響が出ます。

・仕事で多少手を抜いても上司にバレなければ怒られないから、今日は仕事しない。

 →この場合、今日は怒られないかもしれませんが、たいてい明日も明後日も仕事しないことになります。今日は良くても、30日後に手抜きしたことが結果に現れます。上司はいちいち指摘しませんが、手抜きはすぐにわかります。その後の評価に悪い影響が出ます。

・仕事でお客さんに問い合わせの回答をする場面で、書面で送るのが面倒だから電話で回答しておいて、その後書面も送らず、回答内容のメモも残さない。

 →この場合、電話で回答したときはお互い内容を覚えているので良いですが、書面を送らなかったり、回答内容を残さないことで、半年後や1年後に「言った言わない」のトラブルに発展するという悪い影響が出る可能性があります。

・ファイル保存時のファイル名のつけ方のルールが決まっているのに、入力が面倒だしファイル数も多いのでどうせ上司はチェックしてないだろうと思い、ルールに従わないで適当にファイル名をつける。あるいは保存すらしない。

 →この場合、ファイル名を適当に付けた本人が会社に在籍しているときはまだ良いですが、離職後に後任の人が過去履歴や実績を調べるときに困る可能性があります。数年後に悪い影響が出ます。

(ちなみにファイル保存時のファイル名のつけ方は、次のリンクからどうぞ。

 →ファイル名のつけ方を工夫して、PCでの書類探しの時間を激減する方法

・加齢で筋力が落ちてきたけど面倒くさいから、筋トレはしない。

 →この場合、今日や明日は今と変わらず元気に行動できるかもしれませんが、5年後に階段の上り下りがきつくなるなど、悪い影響が出ます。

(ダイエットも同じようなものです。今やらなくてもいいけど、やらないと後で後悔する・・・。

 →目標を達成する方法をダイエットに応用して実証、1日たった2分で2.7kgやせた方法

・おむつしている赤ちゃんがおむつを替えてほしくて泣いてても、おむつを替えるのが面倒だし、あと1回おしっこしても大丈夫なおむつの状態だから、おむつを替えない。

 →この場合、その瞬間は赤ちゃんも泣きやんで済むかもしれませんが、赤ちゃんはただ泣いているのではなく、濡れていない状態を快適、濡れている状態を不快というように、違いを判断して泣いています。おむつは進化していて、3回分のおしっこを吸収できたり、サラサラ感を維持できたりしています。ですがそれでも赤ちゃんは不快に感じて泣きます。感覚が鋭敏なのです。それを濡れている状態にしたままにしてしまうということは、「不快な状態を当たり前」という感覚にし、感覚を鈍らせてしまうことにつながります。赤ちゃんが大きくなったとき、他のことについても「ちょっと濡れてても大丈夫」というような、快適と不快の違いに伴う是非の判断力を得られない可能性があるなど、10年後に悪い影響が出る可能性があります。

・小学生の息子が遊ぼうと言ってきても、面倒だから一緒に遊ばない。

 →この場合、今は遊ばなくてラクかもしれませんが、子供にとっては年上の人と遊ぶことには大きな意義があります。大人は体力も知力も子供に比べて圧倒的に上なので、遊びで大人を相手にしたとき全力を出し切っても子供は大人に勝てません。でも、その全力を発揮し続けることで、子供の体力向上につながりますし、遊びの中で大人のずるさを含めた知力を学ぶこともできます。大人vs子供の勝負は、子供にとっては自分よりレベルの高い相手と物事に取り組むことになり、広い意味で英才教育とも言えます。だから子供と遊ばないことは、10年後に悪い影響が出る可能性があります。

・幼稚園や小学生の子供がいる家庭だとして、食事を作るのが面倒だから、食事を作らず店屋物で済ます。

 →この場合、今日この瞬間は食事を作らなくてラクかもしれませんが、子供にベストな食事を提供できない点で、栄養の偏りが発生してしまったり、濃い味付けに子供が慣れてしまい、薄い味付けを見分けられる子供の感覚を失ってしまうかもしれません。また、母が料理をするところを見る機会を失うことは、料理にはどんな工程があって、どうやって調理しているのかや、包丁の持ち方や切り方、料理中の匂いや音や火加減による違いなどを感じる機会を失うことにもなります。そんな大したことないように思えることでも、子供はそういったことから無意識レベルでも知識を吸収しますので、学校の勉強以外の広い意味での勉強の機会を失うことになります。幅広い知識を得られないことは、10年後に悪い影響が出る可能性があります。

どうでしょうか。

今は良くても1か月後、半年後、5年後、10年後と長い目で見ると、悪い影響が出る可能性があるものなのだとわかると思います。

特に子供の話などは、自分の子供の10年後への影響だけで済みません。子供の子供、またその子供・・・というように、世代を超えて影響していきます。自分が親にされたことを、自分の子供にしていることは多いと思います。良くない影響の例ではDV親に育てられると、自分もDV親になってしまう確率が高い、というのはその一例と思います。医者の子供は医者になれと言われて育てられる、と言うのも一例ではないでしょうか。ということは、逆に考えると、親も自分がされてきたことを、あなたにしていたということです。その親の親、またその親・・・というように、遡っても親は子供に同じことをしたり、言ってきたのではないでしょうか。だから1000年前の親が子に言った事と同じ事を、現代のあなたが親から言われている可能性もあります。

できる人は、こうした今のちょっとした行動が未来に大きな影響を及ぼすことを理解しているので、目先のほんのわずかな些細なことにも気を遣ったり、厳格だったりするのです。そしてどれだけ先のことを考えられているか?で、どれだけできる人なのか?と結びつきます。より先のことを考えられる人が、できる人というわけです。

つまり冒頭の、最高に仕事のできる人は、永遠に先のことを考えていることになります。

まとめ

Q:最高にできる人はどこまで先のことを考えているのか?

A:永遠に先のこと

今回挙げた例は、今の自分の事→今の相手の事→先の仕事の事→先の子供の事→先の子供の子供の事・・・というように、より対象の幅が広くなり、より未来になるように書きました。子供の話は仕事では新人や後輩に置き換えて考えることもできます。

時間軸ではもっと先の例もありますが、機会があれば書きたいと思います。

あなたのお役に立てれば幸いです。

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