エクセルでは1セルにつき1情報が基本!セルの結合をしないで体裁を整える方法

エクセル

あなたはエクセルでセルの結合を使っていますか?

表の形式や体裁を整えるときに、複数のセルをくっつけて使えるのはとても便利ですよね?

ところがセルの結合は、使い方や表の形式によっては不便になってしまう厄介な面もあります。

セルの結合をすると厄介な理由 ①コピペがうまくできない

ある表から別の表にエクセルデータをコピーしたい場合、一部にセルの結合がされているとコピペができなくなります。

そうすると大変です。

どこでセルの結合がされているのか確認して、結合を解除して、データがきちんと入っているか確認して、コピペしてまた確認して・・・みたいないことが起こります。

 左の表の概要と日付欄を、右にコピペすると・・・

サイズの小さい表なら確認するのも負荷が少ないですが、サイズが大きい表になると、やる前からうんざりします。

また貼り付け先にもセルの結合が反映されるため、解除しなければならないなども面倒です。

フォーマットは揃っていることが重要なので、セルの形式が揃っていないとエラーの元になります。

セルの結合はコピペがうまくできない厄介な面があります。

セルの結合をすると厄介な理由 ②関数が使えない

体裁を整えるためにセルの結合を使ってしまうと、エクセルの関数が使えない場合があります。

例えば、表のタイトルに「商品 週間スケジュール 3/8(月)~3/12(金)」を付けたいとします。

これをセルの結合を使ってしまうと、日付が変わる度に日付を手入力しなければなりません。

「商品」「週間スケジュール」「3/8」「(月)」「~」「3/12」「(金)」はそれぞれ別のセルにしておけば、「3/8」の日付だけ変えれば「(月)」「3/12」「(金)」は関数で自動入力できます。

エクセルではできるだけ1セルに1情報しか入れない方が何かと便利です。

セルの結合は関数が使えない厄介な面があります。

セルの結合をすると厄介な理由 ③選択がうまくできない

セルの結合をしたときに、ある特定の行(例えばC列)だけを選択したいのに、セルの結合をしたことで複数の行を選択しなければならないことが起こります。

セルの結合は選択がうまくできな厄介な面があります。

セルの結合をすると厄介な理由 ④並べ替えがうまくできない

表をソートして順番に並べ替えたいときに、並べ替えができません。

「この操作を行うには、すべての結合セルを同じサイズにする必要があります」と表示されます。

セルの結合は並べ替えがうまくできない厄介な面があります。

セルの結合をしないで体裁を整える方法

これまで見てきたようにセルの結合は便利に使えますが、厄介な面も多いです。

それでは1つのセルに1つの情報しか入れない基本を守りつつ、セルの結合をしないで体裁を整える方法はないのか?

あります。

「範囲選択内で中央表示」を使います。

手順は以下の通りです。

これでセルの結合無しで体裁を整えることができました。

1つのセルには1つの情報しか入っていないことも満たしているので、コピペや関数の利用、並び替えなども自由自在です。

セルの結合は基本しない!ことでエクセルを便利に活用していきましょう!

CSVデータを納品されたときなど、1つのセルに複数情報が入っている場合があります。

これを分割したいと思ったことはありませんか?

1つのセルを複数に分割する方法は、下のリンクからどうぞ。

→エクセルで1つのセルのデータを複数のセルに分割する方法

エクセルは1セルに1情報が基本なのですが、それでも表として見やすくするのに、1セルに2行入れたいときもありますよね。

→エクセルで1つのセルに2行以上入力する方法

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