あなたは毎日同じことの繰り返しで、仕事なんてつまらないと思っていませんか?
決まった時間に出社して、決まったことをやって、決まった時間に帰宅する。
毎日繰り返す。
まるで奴隷のように。
そう考えると仕事なんてつまらないですよね。
でも仕事でたった1つだけ意識するだけで、日々のつまらない仕事をおもしろくして、しかも自分の成長につながることがあります。
それは「自分の仕事に意味を持たせること」です。
仕事に意味を持たせることで、仕事が速く終わり、質も上がります。
あなたが「仕事ができる人になる」ということです。
そうすると次のレベルの高い面白い仕事がやってきます。
繰り返すことで、いつの間にか仕事は面白いものに変わっていきます。
つまらない仕事をどう考えるか
日々繰り返される、よく聞くつまらない仕事の代表例を挙げます。
- 簡単な電話対応
- FAX配り
- 清掃(例えば毎朝行われるものなど)
- 単純な伝票や書類の処理
- 単純なメール、FAXへの回答
- 片付け(書類や机の中)
- 何かを組み立てる作業
- 袋詰め(カタログやチラシなど)
- 宛名書き(PC入力含)
- 簡単な製品販売
共通するのは、単純で簡単で、それほど頭を悩ませなくて、時間を使えば終わる作業ということです。
ここまで簡単でなくて多少難しい仕事でも、慣れてしまって退屈と思える仕事(簡単になってしまった仕事)はあると思います。
簡単なのでやり慣れると退屈な仕事になって、やりたくなくなります。
でも誰かがやらなければならないし、やって当たり前なので感謝をされるわけでもありません。
だから余計に「意味が無い」と感じてしまいます。
これが続くと頭の中で「意味が無い仕事」が「意味が無い仕事をしている自分」に変わります。
そのうち「意味が無い自分」に変わり、虚しさやあきらめを感じるようになります。
本当は意味が無いことなんてありませんが、自分でそう思い込んでいきます。
そして考えることをやめます。
何も考えないと成長にはつながりません。
だから自分で意味を持たせるように変えてあげるのです。
3人のレンガ職人の話
イソップ寓話の3人のレンガ職人の話があります。
ある中世ヨーロッパの街で旅人が歩いていました。
通りで3人のレンガ職人がレンガを積む仕事をしています。
旅人は3人のレンガ職人に「あなたは何をしているのですか?」と尋ねました。
1人目のレンガ職人はこう答えました。
「レンガを積んでいるに決まっているだろう」
2人目のレンガ職人はこう答えました。
「壁を作っています。大変だけど金がいいからやっています」
3人目のレンガ職人はこう答えました。
「大聖堂を作っています。後世に残る立派な仕事ができて光栄です」
3人は同じレンガを同じところに積んでいます。
だから仕事の内容や賃金は変わりません。
でも仕事への取り組み方が違います。
1人目は、「レンガ」しか見ていません。ただレンガを積んでいるだけです。そこに目的はありません。
2人目は、「壁」と「金」を見ています。お金のために壁を作っています。だから他にお金になる仕事がないか考えながらレンガを積んでいるかもしれません。
3人目は、「みんなのために大聖堂を作る貢献」を見ています。目的と意味を明確にし、使命まで感じています。
3人の10年後です。
1人目は、相変わらずレンガを積んでいました。
2人目は、金はいいけど危険な屋根の上での仕事をしていました。
3人目は、現場監督としてレンガ職人を育て、出来上がった大聖堂には彼の名前がつけられました。
この話で感じるのは、毎日同じことをしていても目的、意味、使命感をどう持つかによって、10年後の未来が変わるということです。
話を戻すと、先に挙げた「つまらない仕事」にあなたがどう取り組んでいるか?
その取り組み方で10年後の未来が変わります。
つまらない仕事を何となくこなすことで、今と変わらない10年後が待っています。
つまらない仕事に意味を持たせることで、明るい10年後に向かいます。
あたなはどちらを選びますか?
まとめ
日々繰り返される、つまらない仕事を面白くするためのたった一つのことは、「仕事に意味を持たせること」です。
3人のレンガ職人の話で、仕事の取り組み方の違いが、10年後を変えます。
今やっている仕事の意味をどうとらえるかで、10年後どこまで変わるかが違います。
自分の役に立っている
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会社の役に立っている
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地域の役に立っている
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日本の役に立っている
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世界の役に立っている
大きくとらえるほど、あなたは大きく成長します。
つまらないと思える仕事に意味を持たせ、自分の成長につなげ、明るい10年後を目指していきましょう!
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