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あなた自身の土台を大きくすることが、成長の高さを決める

仕事ができる人になる

あなたは仕事やスポーツ、趣味などで今よりもっと成長したいと思いますか?

誰かと比べて焦ったり、速く功績を残そうとして無理をしたり、ある特定のことだけを若いときから集中的にやったりして、成長を速めようとしていませんか?

でもちょっと待って下さい。

その成長方法だと行き詰るかもしれませんし、栄光を手に入れても、その期間は短いかもしれません。挫折したら立ち直れない可能性もあります。

あなたがもし、もっと大きく成長したいなら、あなたの知識、経験、人間性、考え方など、あなたを構成する土台を大きくすることで、あなたをより大きな成長へ導いてくれるかもしれません。

土台の大きさは成長の高さを決めるのです。

今回はそんな大きな土台の必要性と、どうしたら土台を大きくできるのか?の話です。

あなたの土台を大きくし、より成長していきましょう!

土台の大きさが成長の高さを決める

下の図を見て下さい。

横軸が土台の大きさ、縦軸が成長の高さです。

右(Aさん)と左(Bさん)で人の能力を表しています。

右が大きな土台、左が小さな土台を持つ人を単純化しました。

仕事や人生で色々な経験をしていくと、この土台が大きくなったり、土台の上に能力・経験が積みあがっていきます。

この積み上がる経験値を粒に見立てて、土台の上に積んでいきます。

小さい土台に限られた分野のことを積み上げていくと、同じ数だけ経験した場合、最初はBさんよりも成果が出ているように見えます。

もっと積んでみましょう。

ある程度の高さまでいくと、土台が小さいAさんは知識や経験が積み上げづらくなり、こぼれ落ちてしまっています。

こぼれ落ちているのは土台が小さいから、知識や経験をきちんと積み上げられなくなっているのです。

ちゃんと最後までやりきれなかったり、中途半端なまま最後まで進めてしまったりするのを意味します。

経験はしていても、自分の血肉になっていないのもあります。

一方Bさんの方は、土台が大きいので経験値をたくさん積むことができ、成果の高さが高くなっていきます。

さらにどんどん経験していくと最終的にこうなります。

土台の小さなBさんと、土台の大きなAさんを比べてみてどうでしょうか。

成長したときの能力の高さに差が出ることが明らかですよね?

このように土台の大きさが、成長の高さを決めるのです。

土台が小さいと弱い

土台が小さいのに無理して高さを追求していくと、下の図のようになります。

Aさんは何だか不安定で、危なっかしいですね。

これだと何かの問題や困難にぶち当たったときに、簡単に崩れてしまいます。

メッキが剥がれるというやつです。

急成長した人、企業にも多いですよね?

きちんと手順を踏まずに急激に何かを得た人や組織は、問題や困難に弱かったりします。

急激に得たものを急激に失うこともあります。

また土台が小さいのは、ある程度限られた能力に依存している状態とも言えますので、周りの土台が大きい人と比べ始めてしまうと、自信を失ったりします。あるいはそのプライドを守るために他人を攻撃し始めたりします。

あなたの周りにもいませんか?

実力が伴わないけど年上だというだけで、年下を攻撃する人とか。

こういう土台の小さい人は総じて弱いです。

弱い自覚があるから周りを攻撃して、相対的に自分の地位や立場を守ろうとします。

土台が大きいと強い

では大きな土台の上に積み上げられた山を持つ人ならどうでしょう?

パッと見てだけで、強く見えますよね?

こちらは簡単に崩れたり、折れたりしません。

例え問題や困難に直面し、一部が少し欠けたり崩れてしまったとしても、全体の山としては大きく変わりません。強いままです。

一部の欠けや崩れがあっても、元に戻るのが速いです。

つい周りと比べてしまって、自分より優秀な人がいることを感じてしまったとしても、自分が安定しているので、他人に寛容になれるし、攻撃もしないです。どっしりとした安定感は周囲に安心感を与え、頼りにされる存在になるでしょう。

土台が大きい人は強いです。

あなたの周りにもいませんか?

レジリエンスが高い人。(回復力が高い人)

周りから見ると明らかに失敗や困難の直撃を受けているのに、平然としている人や、一時精神的に大きなショックを受けても立ち直りが異常に速い人です。

問題や困難で大きなダメージを受けても、大きな土台に積み上げられた実績や自信があるので、すぐ回復します。いつまでも引きずらないですよね。

土台を大きくするには

それでは土台を大きくするにはどうしたらよいのでしょうか。

土台は知識、経験、人間性、考え方などを指し、これを大きくしたいのですから、できるだけ「幅広く」を意識して行動しましょう。

そのためにやることは3つです。

チャレンジする

どんなことでも自分がやったことがないこと、知らないことにチャレンジすることです。

その振れ幅は大きければ大きいほど良いです。

すぐできることと、そうでないことがありますが、例えば次のようなことをやってみて下さい。

・さほど興味のない本でも読んでみる
・行ったことのない町に行く
・新しい人と知り合いになる
・やったことのないスポーツをする
・新しいものを買う
・新しい趣味を始める
・引っ越す
・専門を変える
・仕事をする場所を変える
・職場を変える
・仕事を変える
・付き合う人を変える
・場所を変える

何かを変えた時は基本的にはイチからやり直しです。

だから早く成果を出したい人は焦ってしまうかもしれません。

目先の利益や、手っ取り早い方法論に飛びつきたくなるかもしれません。

でも、その衝動を抑えましょう。

簡単に得た成果は、簡単に失うものです。

飛び抜けた成果を早く出したい気持ちをコントロールしましょう。

功を焦ってはいけません。

時間をかける

土台を大きくするにはある程度の時間がかかります。

何事も熟成には時間がかかるものです。

見た目には成長していることが全然わからないかもしれません。

自分も、周囲も。

でもあなたの中で1日0.1%変われば、単純な足し算だとしても100日で10%変わります。

時間をかけると変わります。

そしてある時に突然気付きます。

「あれ、ずいぶん変わったな」って。

毎日会っている人は気付かないかもしれません。

久しぶりに会った人には気付いてもらえると思います。

身近な例だどダイエットがそうです。

毎日会っているとやせたかどうかわからないかもしれませんが、3ヶ月ぶりに会ってやせていると「あれ?やせた?」みたいな会話が発生します。

毎日ちょっとずつの変化には気付きにくいですが、ある程度時間を経過した後の変化には気付きやすいです。

その脳の仕組みを利用してクイズにしたのが、脳科学者・茂木健一郎が「アハ!体験」で画像がゆっくり変わる脳トレクイズです。

最初と最後の画像を見れば、変化は明らかなのに、ゆっくり変わっていく最中は意外と変化に気付きにくいものです。

(「アハ!体験」自体は、「わかったぞ」と脳が大きな喜びを感じて、0.1秒ほどの短い時間で脳内の回路が一発で入れ替わったような、今までと違う自分を感じてしまう体験のことを言います。)

焦るのをやめる

焦らないで下さい。

小さくても着実に積み重ねは進んでいます。

ふと気付いたときに、できあがった土台の大きさにあなたは驚くでしょう。

焦るとろくなことがありません。

焦って積み重ねをやめたら、そこで終わりです。

焦って急いで積み上げようとすると、先ほどのAさんのようにポキっと折れやすくなってしまいます。

早くても遅くてもダメです。

上に積み上げるのでもありません。

横に土台を広げるのです。

土台が大きくなると成長が加速する

土台が大きくなると、成長スピードは加速していくことになります。

一度できた土台の上に積み重なる知識や経験は、そのまま成長の高さを高くしていくからです。

それも幅広く。

土台は一度作るとなくなりません。

それが世の中の原理原則に沿ったものだからです。

時間をかけて土台を作り、その土台の上に成長が加速して積み上がって、やがて大きな成果となって現れます。

これを昔の人は「大器は晩成する」と言い、現代にも大器晩成の四字熟語で伝わっています。

昔の人は分かっていたのですね。

まとめ

「あなた自身の土台を大きくすることが、成長の高さを決める」のまとめです。

今よりもっと成長したいなら、まず土台を大きくすることが大切です。

知識、経験、人間性、考え方など、あなたを構成する土台を大きくしていきましょう。


それには次の3つが大切です。

1.新しいチャレンジをすること

2.時間をかけること

2.焦るのをやめること

土台を大きくする成長は目に見えにくく、時間もかかりますが、焦らず積み重ねていきましょう。

一度できた大きな土台は強いです。

問題や困難にもちょっとやそっとじゃ折れなくなります。

どっしりと安定感、信頼感のある人に成長することができます。

土台の大きさが成長の高さを決めます。

大きな土台は、あなたをより高い成長へ導いてくれるでしょう。

<参考にした著書>

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