エクセルで名画・葛飾北斎の富嶽三十六景を自動で描く方法

エクセル

2024.10.01

あなたは仕事中に突然、葛飾北斎の富嶽三十六景をエクセルで描きたくなったことはありませんか？

今やスマホやPCで、富嶽三十六景をはじめ、有名な絵の画像はいつでも見られますし、何ならコピペもすぐできる時代ですが、エクセルで描けたらいいですよね。

名画の鑑賞は癒しにもなります。

エクセルのマクロを使えば、名画・葛飾北斎の富嶽三十六景を自動で描けます。

今回は「エクセルで名画・葛飾北斎の富嶽三十六景を自動で描く方法」を紹介します。

エクセルで名画・葛飾北斎の富嶽三十六景を自動で描く方法
まとめ

エクセルで名画・葛飾北斎の富嶽三十六景を自動で描く方法

エクセルで名画・葛飾北斎の富嶽三十六景を自動で描く方法です。

マクロを作るときは、「開発」タブを使います。
開発タブが出ていない方は、下のリンク

マクロを作るときは、「開発」タブを使います。
開発タブが出ていない方は、下のリンクで出し方を紹介していますので、まずは準備をお願いします。
→エクセルで開発タブを表示する方法

１．「開発」タブをクリック　→「挿入」をクリック　→「ボタン」をクリック

２．「新規作成」をクリック

３．コード入力画面が開く

４．コードを入力

コードを入力します。

500×328行にセルを方眼形状にして、RGBデータをセルの色に反映する、という意味です。

赤枠部のコードです。

    Dim ws As Worksheet
    Set ws = ThisWorkbook.Sheets(1)
    
    ' セルの行と列を正方形に調整
    Dim i As Long, j As Long
    Dim rowHeight As Double
    Dim colWidth As Double
    
    ' 行の高さと列の幅を調整 (ピクセルサイズに近い値)
    rowHeight = 10.2  ' 328行に合わせた高さ
    colWidth = 1      ' 500列に合わせた幅
    
    ' 500×328のグリッドを設定
    For i = 1 To 328
        ws.Rows(i).rowHeight = rowHeight
    Next i
    For j = 1 To 500
        ws.Columns(j).ColumnWidth = colWidth
    Next j
    
    ' RGBデータの読み込み
    Dim filePath As String
    filePath = "C:＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊\RGB_Data.rgb" ' .rgbファイルへのパス
    
    ' バイナリモードでファイルを開く
    Dim fileNum As Integer
    fileNum = FreeFile
    Open filePath For Binary Access Read As #fileNum
    
    ' RGB値の格納用
    Dim red As Byte, green As Byte, blue As Byte
    Dim pixelIndex As Long
    pixelIndex = 1
    
    ' ピクセルデータを1つずつ読み込み、セルに色を付ける
    For i = 1 To 328
        For j = 1 To 500
            ' RGB値を読み込む
            Get #fileNum, pixelIndex, red
            Get #fileNum, pixelIndex + 1, green
            Get #fileNum, pixelIndex + 2, blue
            
            ' セルに色を付ける
            ws.Cells(i, j).Interior.Color = RGB(red, green, blue)
            
            ' 次のピクセルに移動
            pixelIndex = pixelIndex + 3
        Next j
    Next i
    
    Close #fileNum
    
    MsgBox "神奈川沖浪裏が500×328で完成しました！"

５．ボタンができた　→ボタンを修正

ボタンができたら、ボタンを修正します。