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「完全な自由」に必要なのは「完全な規律」。そのために必要なものは?

仕事ができる人になる

最近、また自由に関する話題が多くなってきていませんか?

自由に関する話題

・お金を手に入れて自由に過ごすFIRE

・自由に結婚がしたいという眞子様

ルール、しきたり、仕組みや組織など、誰でもたいてい何かに縛られています。

給料やおこづかいなど、お金の面でも同じです。

普段、自由を感じられていないからこそ、より自由が魅力的に写るのでしょう。

でもちょっと待ってください。

自由っていいことばかりでしょうか?

みんながみんな、自由になれますか?

完全に自由になったとき、あなたは大丈夫ですか?

そもそも、完全に自由になるには、何が必要なのでしょう?

これを読むと完全な自由に必要なことがわかります。

そして矛盾するようですが、完全な自由は、自由ではないこともわかります。

自由=お金と結びつけて考えられることも多いですが、お金の話はちょっと置いておき、自由に必要なものは何なのか?って話です。

完全な自由には、自分を律することが必要

まず、自由には責任が伴います。

完全な自由は言い換えると、誰かに作られたルールがない状態とも言えます。

ルールがない状態でも、自分を律さなければなりません。

自分で自分を律するのは、結構難しいです。

例えば、「毎日腕立て伏せを10回やる」と自分で決めたとします。

それを毎日欠かさず実行できますか?

恐らく大半の人が1か月続かないのではないでしょうか。

たった10回の腕立てです。

10秒くらいで終わります。

それでも続かない人の方が多いです。

誰かが見てないと、1日くらいやらない日も出てくるでしょう。

それくらい自分を律するのは難しい。

自由には、腕立てをやらない自由もありますが、やらないと筋力が落ちるだけです。

腕立て10回くらいでは筋力に与える影響は少ないかもしれません。

腕立ては、あくまで例えです。

腕立てを自由でいるための必要経費と捉えると、最低限自由でいるために、やらなければならないことと言い換えられます。

実際に自由になろうとすると、腕立て100回、200回、それ以上の負荷、つまり自由でいるための経費を、自分にかけ続けないといけません。

必要最低限のことはやらないと、筋力が落ちるのと同様に、自由でいる力も落ちていきます。

完全な自由な状態は、誰にも何も言われないので、何をするかを自分で決めて、それをやり続ける必要があります。

自由には、とても強い責任感や、自己コントロール力が必要です。

完全な自由には、他責思考でなく、自責思考が必要

次に、自由には自責思考が必要です。

何にも、誰にも縛られないってことは、結果に対して、何にも、誰にも言い訳できないってことです。

他人のせいにする他責思考ではダメです。

何が起こっても自分の責任という、自責思考が必要です。

自由であり続けるには、言い訳できない状態に耐え続けなければなりません。

例えば自営業で、何かのお店を開いているとしましょう。

ここでは何が起こっても、全て自分の責任です。

売上が落ちても、品質不良があっても、お店が壊れても。

サラリーマンと違い、上司がいるわけではありません。

だから会社のせいにできません。

世の中のせいにもできません。

景気が悪くても、新型コロナが蔓延したり、誰かのせいにしたくなるときもあるでしょう。

でも、誰かのせいにしたところで、仕事がなくなれば、極論、自分が死ぬだけです。

家族もです。

だからそうならないように、自分で何とかするしかありません。

誰かを頼ったとしても、何かを使ったとしても、うまい波に乗ったとしても、一か八かの賭けに出たとしても。

自分と家族が死なないために、生き続けるために、何とかするしかないです。

他人のせいにする甘い考えは、捨てる必要があります。

自由には、自責思考が必要です。

完全な自由には、完全な規律が必要

ここまでで、完全な自由には、自分を律する事と、自責思考が必要なことが、おわかり頂けたと思います。

これらをひとまとめにします。

「完全な自由には、完全な規律が必要」

毎日を怠惰に過ごすことはできません。

怠惰に過ごした分、後で自分にマイナスの結果として跳ね返ってきます。

あなたがもし、何しなくても、誰にも何も言われない、何もしない自由がある毎日を過ごしているとします。

自分を奮い立たせて、自ら前進し続けることができますか?

自由な環境で、自ら前進できない人は、強い規律を失った状態です。

何もやらないとして、今日はいいかもしれませんが、明日は?1年後は?10年後は?どうなっているでしょう。

たぶん自由ではいられなくなるのではないでしょうか。

何もしない結果、仕事がなくなると、どこかに勤めることになり、あれやれこれやれ言われるでしょう。

規律を失うと、自由を失う。

自由=規律 とも言えます。

自由にフォーカスを当てる人は多いですが、規律には案外目を向けない人が多いです。

意図的かもしれませんが。

自分の義務を果たさず、相手に要求することばかりな人が多いのと似ています。

自由を求める人は多いですが、規律を保ち続けられる人はそう多くありません。

完全な自由を得たいなら、完全な規律を保つ。

自由になりたいなら、一生懸命働くこと。

完全な自由は、自由ではないことになります。

矛盾していると感じるかもしれませんが、そういうことです。

あなたの周りにいる自由にしてそうな人を見てみて下さい。

意外とずーっと何かしていませんか?

自由なら何もしなくていいのに・・・と思ったことはありませんか?

自由に見える人も、何かをしてるってことです。

あなたのお役に立てれば幸いです。

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