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誰をすごいと思うかが自分の成長の方向性や高さを決める

仕事ができる人になる

あなたは誰かをすごいと思ったことがありますか?

誰でも一人くらいは「この人すごい」と思ったことがあると思います。

このとき、誰をすごいと思うかが、自分の成長の方向性や高さを決めていると言ったらどうでしょう?

人間は良くも悪くも真似をする生き物です。

誰でも真似して生きてきたはずです。

最初は親の真似です。

その次は友達、先生、先輩だったりします。

もっと成長すると会社の先輩や上司だったりします。

真似する対象は一人ではないですし、成長するにつれて変化していきます。

直接会ったことのある人でなく、テレビやネットで出てくる有名人ということもあるでしょう。

プロ野球選手やオリンピック選手、俳優やミュージシャンや学者や宇宙飛行士やYoutuberなど。

大谷翔平に憧れて投球フォームを真似したり、ヒカキンの真似をしてYoutubeを始めたり。

また、実在の人ではなく、本、ドラマ、マンガの中の登場人物かもしれません。

ブラック・ジャック(作・手塚治虫)に憧れて医者を目指した人もいるでしょう。

あなたも誰かをすごいと思い、自覚しているかはわかりませんが、知らず知らずに真似して生きています。

その真似してきた積み重ねの結果が、今のあなたを形作っているとも言えます。


あなたは誰の真似をしてきましたか?

人は自分よりすごいと思う人の真似をする

当たり前ですが真似する対象者に共通するのは、その道で優れていたり、かっこよかったり、そうなりたいと「あなたが思った人」…言い換えると「自分よりすごいと思う人」の真似をします。

この「自分よりすごいと思う人」と言うのが厄介です。

何をすごいと思うかは個人差があり、方向性と高さがあります。

そして、とにかく超主観的です。

その時の自分の年齢や育ってきた環境、所属している集団によっても違います。

個人の好き嫌いでも違いが出ます。方向性の違いです。

ちょっとワルな人が不良っぽいダークな感じの人を「すごい」と思ったり、落ち着いた人が真面目で品行方正な人を「すごい」と思ったり。

ワルな感じに憧れる人は、ワルの真似をしていきます。

真面目な感じに憧れる人は、真面目な真似をしていきます。

能力値の高さではなく、方向性が違います。

自分の現在の能力値でも違います。高さの違いです。

テストで60点ばかり取っている人は80点取っている人をすごいと思います。80点取っている人は100点取っている人をすごいと思います。

60点を取る人は、80点を取ろうとします。

80点を取る人は、100点を取ろうとします。

何らかの数字で表され、高さに対して「すごい」感じます。

「すごい」人は相対的に決まります。

すごい人は相対的で所属する集団によって異なる

例えば、握力が全国平均で30kg(数値は適当です)だとして、仮にAさんの握力が60kgの場合、平均の2倍以上なので、広く世の中の絶対的な視点で見ると、すごい人に分類できると思います。

世の中全体で見ると、「Aさんスゲー!」って、Aさんの筋トレを真似する人が出るかもしれません。結果真似した人達はAさんに近い握力を身に付けることになります。


しかし、筋トレが趣味の人たちが集まる、平均握力が60kgの筋トレ集団の中に入るとどうでしょう。Aさんはその小さな集団の中では普通の人に分類されてしまいます。

ここではAさんの握力の絶対値が高くても、「Aさんスゲー!」ってならず、別の握力90kgのBさんがいたら、「Bさんスゲー!」ってなり、Bさんの筋トレを真似する人が出るかもしれません。結果、真似した人達はBさんに近い握力を身に付けることになります。


絶対的にはすごい人でも、所属している集団によっては相対的に普通の人に感じられてしまうのです。


人によって、人の属する集団によって、感じ方が違います。

周りの人は、その集団の中の誰をすごいと思うかで、誰の真似をするかが変わります。誰の真似をするかで集団はその人に近づいていきます。

握力が60kgに近づく集団と、90kgに近づく集団になり、程度に差が出ます。


握力を仕事に置き換えると、発表論文数とか、効率化の実績とか、営業成績とか、そういうものです。


今のはわかりやすい数字を使った「量」を表した例ですが、世の中には数字で表しにくい「質」の違いによる集団もあります。

質の違いは方向性の差に出る

「質」の違いを表す例として、大雑把な表現で「良い行動をする人」が集まる集団と、「悪い行動をする人」が集まる集団で考えてみます。

あなたが「良い行動をする人」が集まる集団の中にいて、良い人Cさんが集団の中で「Cさんスゲー!」ってなれば、周りの人はCさんを真似して、Cさんに近づいていきます。結果、周りの人は良い行動をする人が増えていきます。

しかし、あなたが「悪い行動をする人」が集まる集団の中にいて、悪い人Dさんが集団のなかで「Dさんスゲー!」ってなったらどうでしょう?周りの人は悪い人Dさんの真似をして、結果、周りの人は悪い行動をする人が増えていきます。


誰をすごいと思うかで、「良い行動をする人」に近づく集団と、「悪い行動をする人」に近づく集団になり、方向性に差が出ます

このように、握力の例、良い行動をする人・悪い行動をする人の例でわかる通り、誰をすごいと思うかで、量も質も、つまり、人間の成長の程度や方向性が決まるのです。


本来、世の中的には良い行動をする人が多い方がいいと思います。

しかし、それを良しとしない人達が少なからずいて、悪い行動をする人を増やす行動をしてしまう人がいます。

そこにあなたが乗っかると、悪い行動をする人をすごいと思って、あなたも悪い行動をする人になっていきます。そしてそうなっても、あなたは悪いことだと思いません。

「俺もすごい人になれた」と思ってしまいます。

でも世の中的には、すごい人にはなっていません。

誰をすごいと思うかは、間違えないようにしたいです。

誰をすごいと思わせるかを誘導する人が世の中にはいますので、気を付けて下さい。



あなたの成長で考えると、あなたが誰をすごいと思うかで、あなたの成長の程度や方向性が決まるのです。

まとめ

人間は良くも悪くも真似をする生き物です。

真似する対象は、自分が自分よりすごいと思う人です。


悪い行動をする人をすごいと思うと悪い行動をする人になります。

良い行動をする人をすごいと思うと良い行動をする人になります。

あなたが真似をする人が誰か?によって、方向性と程度が決まります。


あなたは誰をすごいと思いますか?



組織においては、害を及ぼす人の地位が高いと、その組織の衰退と崩壊が始まっていきます。

こちらも参考にどうぞ→ 組織に害を与える人の特徴を見れば、高い地位を与えるべき人の特徴がわかる

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