人生が不幸になる悪い習慣があります。
それは「誰かと自分を比べること」です。
誰かと比べても、あなたがその「誰か」になれることは一生ありません。
これは事実です。
誰も同じ人が現れたことが無いことが証拠です。
2人目のスティーブ・ジョブズはいませんし、2人目のイチローもいません。
過去の偉人でも、2人目の源頼朝もいませんし、2人目のキリストもいません。
あなたと誰かは、歩んできた人生や体験や経験が全く違います。
遺伝子も違います。
育った環境も違います。
何一つとして一緒ではありません。
だからあなたは「誰か」にはなれません。
そう考えると、他人との比較がいかに無意味か、わかると思います。
無意味なことで思い悩んでも不幸になるだけです。
「誰かと比べること」をやめましょう。
あなたがなれるのは、昨日よりちょっと変わった自分だけです。
だから比べるのは「誰か」でなく、「昨日のあなた」と比べましょう。
「昨日のあなた」と「今日のあなた」が「ちょっとだけ変わる」のを繰り返すことで、あなたは進化していきます。
いきなり大幅に変わることもできません。
朝起きたら身長が10cm伸びていたということはありません。
例え成長が早くても、その成長は「ちょっとずつ」です。
人間を構成する60兆個の細胞のうち、0.1%変わるだけで600億個の細胞が変わります。
100日繰り返すと、6兆個の細胞が変わります。
最初に比べると10%変わったことになります。
変わった10%は、同じ600億個の細胞が100回変わっているかもしれませんし、6兆個の細胞がそれぞれ1回ずつ変わったかもしれません。
例えば、前者の例だと筋トレです。同じ細胞を使い続けた結果、筋肉が発達すると考えられます。
後者の例だと子供の成長です。体をバランスよく使った結果、子供の体が全体的に大きくなると考えられます。
昨日より今日が0.1%変わっても、見た目でも実感でも変化は全く感じられないかもしれません。
でも0.1%変わることは、600億個変わることを意味します。
600億個は確実に変わっています。
それが100日繰り返されると「変化」として、目に見える形になって現れます。
先ほどの筋トレなら、腹筋を100日繰り返したら、筋肉がかなりついているでしょう。
子供の成長なら、100日前と後では体が大きくなっているはずです。
たかが0.1%をバカにするべきではありません。
誰かと何かを比べたくなってしまっても、立ち止まって思い出して下さい。
他人と比べることに意味はありません。
あなたにできるのは毎日ちょっとずつ変わり続けることだけです。
昨日のあなたより今日のあなたは、例え0.1%でも成長する!
そうやって自分を変える努力をしていくことが成長につながります!
変化についてのページはこちら
→ 人生を変えるには小さな変化をし続けること
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