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自分の処遇に不満を感じたら「振り返り」、自分は求められる能力、成果のハードルを越えているかを確認する

仕事ができる人になる

あなたは会社の中で、今の自分の処遇に不満はありませんか?

もし不満があるのでしたら、冷静になって一度自分のことを「振り返り」してみることをおすすめします。

「振り返り」をすることで、あなたはもっと成長できます。

差が見え始める30代

新卒一括採用でみんな横並びで入社して、30歳くらいまでは何となくみんな同じように会社人生を歩んできたのに、だんだん同期でも差がついていきます。役職や給与など、自分の待遇に不満を持ち始めるのが30歳前後から特に多くなるようです。

「もっと自分は評価されていいはずだ!」

「自分の実力を理解しない会社が悪い!」

「あいつは上に取り入っていてずるい!」

このような発言を多く耳にします。

しかし残念ながらどれも他人のせいにしてばかりで、自分が悪いとは少しも思っていない発言が多いです。

本当に自分は何も悪くないのでしょうか?

自分を見つめなおす

そんなときは一度立ち止まって、冷静に自分を見つめなおし、自分に問いかけてみて下さい。

「果たして自分は、その年齢、その社歴、その役職、その部署で備えておくべき適切な能力があり、成果を発揮しているだろうか?」

あなたはそのハードルを超えていますか?自問自答してみて下さい。

この基準は会社で明確に示されている場合もあるし、そうでない会社もあります。

明確に示されていない場合は、自分の先輩や同業他社の同年代の方と比べて、自分の能力を判定してみるといいです。


例えば、次の2人の人がいるとします。

①新卒   入社1年目 22歳 営業 平社員
②中途採用 入社5年目 33歳 営業 平社員

この2人は、同じことをしていて、いいはずがないのは、当たり前のことです。
②の人の方が明らかに高いレベルを要求されているはずです。

例えば営業の能力的な面なら、次のようなことを考えてみて下さい。

・受注を取る前の活動力は?
・基礎知識は?
・受注する能力は?
・取ってからこなす能力は?
・量は捌けるか?
・質の高い仕事を捌けるか?
・正確か?
・納入した後の対応は?
・トラブル対応能力は?
・リピートしてもらえるか?

これは営業の一例で、他にも求められる能力はありますが、このように仕事は細分化するとそれぞれに必要な能力があります。そして、その年次でクリアしていなければならないレベルがあります。そのトータルの能力が高い人がいわゆる評価に値します。今出世している自分の上司を見ても、程度の差はあれど能力的にはクリアしている方が多いはずです。

求められる能力は会社によっても違う

求められる能力は、会社の規模によっても差があります。

一般的に会社の規模が小さいほど幅広い能力を求められます。人数が少ないので少数で幅広い範囲をカバーする必要があるからです。極端ですが起業したばかりで数名の会社は、その数名で全ての仕事をしなければなりません。営業、経理、設計、製造、物流等々。ただしそれぞれの能力水準はそれほど高くなくてもいいことが多いです。仕事の範囲が広くなかったり、量も少ないためです。

反対に、会社の規模が大きいと狭い範囲で高い水準を求められます。営業なら営業のプロフェッショナル、現地作業なら作業のプロフェッショナルが求められます。営業が物流までやることは通常求められません。一つの部署の仕事量が多いので、狭く深い知識や経験が求められることが多いです。部署が細分化されているのは、同じ人が同じ仕事を繰り返しやった方が効率がいいからです。他部署の仕事も高い水準でやるのは不可能なほど、各部署で求められる量と質の水準は高いです。

人の能力はある程度時間をかけないと身につきませんので、人の時間が有限である以上、身につけられる能力もまた有限です。全ての分野で高い能力を身に付けられる人は稀有です。


このように求められる能力の幅と深さは、会社規模によっても違います。

あなたの会社の規模、求められている幅と深さはどこまでなのか?これも求められる能力と共に確認してみて下さい。

まとめ

あなたが自分の処遇に不満を感じているのでしたら「振り返り」、自分に問いかけて下さい。

「自分は今の自分が当然備えていると期待されている能力、成果を身に付けているだろうか?」

そのハードルをあなたは確実に越えているでしょうか?


もし要求されているハードルを越えているのでしたら、堂々としていればそれでOKです。

もし要求に満たないと感じたなら、自己の成長を心掛けて下さい。

もし要求に満たないとわかっても焦らないで下さい。成長は一歩ずつです。


成長したい方は、こちらも参考にしてみて下さい。

 →成長の大きなジャンプを生む人は、1日1個の小さなことを積み重ねて、「成長結合」を起こしている

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