あなたは仕事ができないと悩んでいませんか?
例えばあなたが入社2年目だとして、周りの先輩を初め、同期もどんどん仕事ができるようになっていく。
あなただけが取り残された感じがする・・・。
やらなければならないことが山積みになっていたり、逆に何をしたら良いのかがわからなかったり。
そうこうしているうちに、周りの人の差が更に開いていく・・・。
このような状態になってしまうのは、周りがきちんと教えてくれない職場に多いです。
中途半端な中小企業に多いです。
冒頭に「あなたが入社2年目」と書きましたが、実はあなたの年齢はあまり関係ありません。
年配の方でも同じような悩みを抱えている方は多いです。
では仕事ができる人になるには、どうしたらよいのか?
その初めの一歩は「どんどんやること」です。
どんどんやることで、あなたは仕事ができる人になっていきます。
仕事ができない人の思考パターン
仕事ができない人は、言い換えると、「仕事ができない状態」です。
では「仕事ができない状態」とはどういうことか?
一言で言うと「自分で仕事を作れない、進められない状態」のことを言います。
つまり、指示されないとできない状態のことです。
例えば、営業なら「月に1000万円売ってこい!」と言われれば、他に何も指示しなくても、1000万円売ってくる営業マンがいます。
これは仕事ができる状態の人です。
反対に「月に1000万円売ってこい!」と言われて、「は~?この上司何言ってんの?できるわけねーだろ!」と思ったり、「どうしたらいいんだろう?具体的指示もないのにできないよね。やーらない!」と思って、何もできない・何もしない営業マンがいます。
これは仕事ができない状態の人です。
仕事ができない状態の人は、「1000万円売る」という言葉のみにとらわれて、具体的に何をしたらよいのかわからないのです。
だから思考停止します。
何もしません。
指示待ちです。
お客さんからの問い合わせや注文を待つだけです。
結果的に1000万円売れない。
これが仕事ができない状態です。
仕事ができる人の思考パターン
一方で仕事ができる人の思考パターンは、例えばこうです。
「えー?1000万円!?・・・さて、1000万円をどうやって売ろうかな?」
↓
「営業の訪問を増やしたらいいのかな?どうやったら増やせるだろう?」
↓
「訪問の回数を増やそうかな?エリアを拡大しようかな?販路を増やそうかな?別の市場に売ろうかな?WEBで売ろうかな?新規開拓を増やそうかな?売る商品を変えようかな?・・・」
仕事ができない人と違うのがわかりますか?
仕事ができる人は、1000万円売るためにはどうしたらよいか?を考えます。
そして自分で行動していきます。
先ほどの訪問回数、エリア拡大、販路拡大、別の市場、WEB販売、新規開拓、商品の変更・・・など、色々と試してしばらく行動し続けます。
・・・それで結果として1000万円以上売ってきます。
仕事ができる人は、自分で仕事を作れます。
訪問回数、エリアの拡大など、誰に指示されなくても、自分でどうするかの方法を作ります。
仕事を作るだけでなく、その方法をやって、進めます。
自分で仕事を作って、進められる。これが仕事ができる状態です。
どうすれば仕事ができる人になれるのか?
仕事ができない人が、仕事ができる人になるにはどうしたらよいのでしょうか?
その初めの一歩の方法が「どんどんやる」ことです。
仕事ができない人が仕事を作って進められないのは、とどのつまり「やったことがないから」。それだけです。
仕事ができないのは、やったことがないから。やったことがないから、仕事ができない。仕事ができないから、やらない。やってないから、仕事ができない。仕事ができないのは、やったことがないから・・・(以下、繰り返し)・・・という、「仕事できないループ」にはまっているのです。
だからこのループからどうにかして抜け出さなければなりません。
それを抜け出す方法が、「どんどんやる」です。
人間は基本的にはやったことしかできません。
どんなにすごいことをやっている人がいたとしても、そのほとんどが自分や誰かがやったことの延長線上にあるものだったり、類似のことだったりします。
例えば、オリンピックの100m走で金メダルを取った人は、誰が見たってすごいです。ウサイン・ボルトを見たら誰もがすごいと思うはずです。でも、ボルトだって、生まれた時は歩けませんでした。それが成長するにつれ、歩けるようになって、走れるようになって、速く走れるようになって、すごく速く走れるようになって、誰よりも速く走れるようになったところが、オリンピックの金メダルなのです。
極論すると「歩く」の延長線上に「走る」があり、「走る」の延長線上に「金メダル」があります。
みんな「金メダル」という結果しか見ませんが、そこに至るには最初に「歩けない」があったり、「歩く→走る」などの過程があります。「どんどんやる」の過程があるからこその結果なのです。
「どんどんやる」が大事だと言うと、よく反対意見として効率性や効果性を求めて「やるのは無駄だ」という人が出てきます(特にやったことが無い人が言う場合が多い)。
でもそうではありません。「やらない」は「やって無駄」よりレベルが低いです。
先に述べた通り、人間は基本的にやったことしかできません。だから「やらない」は変わらないこと、成長しないことを意味します。できない状態は、ずっとそのままで変わりません。ある日突然できるようになる人はいません。一生できない人のままです。
反対に「やって無駄」はやることで自分の経験になり、やった結果が良いものでなくても、次にもっと良い方法を試すことができたり、次はもっとハードルの高いものにチャレンジできたり、次はもっと速くできたりします。少しでも自分が成長することを意味します。できない状態からできる状態に近づいていく過程になります。成長できて、もっと先に到達することができます。
だから「やったことが無い人」が、効率性や効果性を求めて「やるのは無駄だ」と言う人がいたら、そっとその人から離れましょう。
「やるのは無駄だ」と言う人は、たいていやってない人が多いです。やりもせずに他の人のことをとやかく言うのは評論家です。評論家は発言に責任を持ちません。評論家からは、無駄でなくするにはどうしたらよいか?などの前向きなアドバイスももらえません。というか、アドバイスできません。やってないからです。誰かのチャレンジに対して、安全なところ、外野から好きなことを言うだけです。そのチャレンジすらしなかった人には、何も言う資格がないことにさえ気付いていません。そもそも、そのチャレンジの機会すらなかったのかもしれません。やってない人にはチャレンジの機会は訪れないからです。反対に「どんどんやった人」は、チャレンジする機会に恵まれます。
自分はやらないで反対意見を言う人は評論家で、「やってない人=できない人、成長が止まった人」 ですから、離れた方が賢明です。
あなたの足を引っ張るだけです。
まとめ
あなたが仕事ができないと悩んでいるなら、まず「仕事ができないループ」から抜け出すことです。
そのための初めの一歩は「どんどんやること」です。
やらないことは一生できません。
やることで少しでも前に進むことができます。
オリンピック100m走の金メダリストも、生まれた時は歩けませんでした。
歩いて、走って、もっと速く走ることで、金メダルに近づきます。
「どんどんやること」で、新しいチャレンジの機会に恵まれます。
そのチャレンジの機会にまた「どんどんやること」で仕事ができる人になっていきます。
どんどんやりましょう!
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