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【2-6-2の法則】他人から自分の考えを否定されたらどう考えたらよいか?

仕事ができる人になる

せっかく考えた自分の考えを人から否定されたら、誰だって嫌にやりますよね?

あなたはその感情をどう処理してますか?

嫌な感情を相手にぶつけますか?

相手を説得しようと説明しますか?

それとも自分の考えを変えますか?

落ち込みますか?

自分の考えを人に否定されたらどうしたら良いのでしょうか?

→それは「喜んだらいい!」です。

否定されているのに喜ぶとはどういうことか?

次をご覧下さい。

【2-6-2の法則】

2-6-2の法則というものがあります。

何かが集まり集団になると、その集団では2割が上位、6割が普通、2割が下位になるというものです。

【2-6-2の法則】
上位2割(20%) 優秀な人
中位6割(60%) 普通の人
下位2割(20%) ダメな人

働きアリの例でご存知の方も多いと思います。

・100匹のアリがいるとする。

・上位20匹は働き者で、良くエサを集めてくる

・中位60匹は普通に働き、そこそこエサを集めてくる

・下位20匹は怠け者で、サボってばかり

・上位:中位:下位の比率は、2:6:2になる。

・ここで、良く働く20匹だけを分けてみると、20匹の中で上位、中位、下位の比率が2:6:2になる。

・上位が4匹、中位が12匹、下位が4匹となり、さっきまで働き者だったのが、普通や怠け者に変わる。

これが2-6-2の法則です。

アリだけでなく、会社、部活、組織など、人が集まるものでも、たいてい2-6-2になるようです。

【あなたの考えが8割の人から否定されたら?を2-6-2の法則で考える】

仮にあなたが優れた2割の人に属すると仮定して、あなたの考えを発表したときに、8割の人から否定されたとしたら、どうでしょう?

否定している人が8割もいたら、ショックを受けますか?

でも実は、落ち込む必要はありません。

なぜなら、否定している8割の人は、普通の人の6割と下位の人の2割の可能性が高いからです。

2-6-2の法則で考えてみます。

あなたの考えがどんなに優れていても、それが理解できるのは優秀な人の2割しかいないと考えると、残りの8割の人は理解できていない可能性が高いです。話を理解できない人は否定しますから、数だけで見ると否定の数の方が多くなるのです。

単に説明が下手なのでは?と考える人もいるかもしれません。

ですが歴史上の偉人たちも同じ目に合っています。周囲に理解されませんでした。

無知の知で知られるソクラテスも、天動説を唱えたガリレオも、日本にインターネットを普及させた孫正義も、iphoneを作ったスティーブ・ジョブズも、いずれの方も超優秀です。彼らが説明することが下手だったとは思えません。周りにいる人たちが話を理解できなかったから、みんな否定したのだと思います。

これらの例は極端かもしれません。

しかし、例え考え方がとても良くて、2割の優秀な人たちが全員賛成しても、人数の上ではどうしても少数派になってしまうのです。

人数や割合だけで見ると、良い考えでも少数派になってしまうことがありますので、あなたの考えが多数から否定されたというだけで落ち込む必要はありません。

数だけでなくどんな人が肯定してくれているかも見る

次に、数では8割が否定されているかもしれませんが、肯定している人の2割が優秀な人の2割だったらどうでしょう?

「8割の人が否定する考え方」と聞くと、「その考え方自体が悪い考え方だった」ように聞こえます。

しかし、「優秀な2割の人が全員肯定し、それ以外の普通・下位を合わせた8割の人が否定する考え方」と聞くとどうでしょう?

否定する人の数が8割いたとしても、考え方自体は良いのではないかと思いませんか?

普通や下位の人が考えられなかったり理解できないことを、考えられて理解できるからこそ優秀な2割の人なのですが、この優秀な2割の人の考え方を提示しても、残念ながら普通の人、下位の人には理解できなかったり、説明されてもわからないことがあります。

だから結果として「否定」されてしまうのです。

こう考えると、あなたの考えを否定する人が多いほど、逆にあなたの考えはより正しい可能性が高いと思えませんか?

ここで肯定してくれた2割の人が、優秀な2割の人だったら、なお良しです。

否定されたら、その数の多さだけで落ち込むのではなく、逆にどんな人が肯定してくれているかも確認してみましょう。

このように優秀な人は2割、普通・下位の人が8割で、その8割は理解できずに基本的に否定スタンスと考えると、あなたが優秀で人から否定されているなら、喜んだ方がいい!のです。

否定されたときの注意事項

ただし、注意事項が2つあります。

1つ目は、自分以外全員反対の場合は気をつけて下さい。優秀な2割の人も全員反対ということですから、考え方のどこかに欠陥があるのかもしれません。もう一度冷静になって考えてみた方が良いです。それでも自分の考えが良い考え、良い意見と思うなら、突き進んだら良いと思います。

2つ目は、あなたが優秀な2割に入っていない場合も気を付けて下さい。もしあなたが普通の人、下位の人だった場合、その考えは、やはり普通だったり、良くない考えなのかもしれません。この場合も、もう一度冷静になって考えてみた方が良いです。

これらに当てはまる場合は、周りの人の否定意見を一旦受け止め、考えを修正したり、意見を反映してみましょう。

良い考え方に変えられるかもしれません。

まとめ

自分の考えを否定されたら、ショックを受けて落ち込むこともあるかもしれませんが、その必要はありません。

否定されたら喜びましょう!

否定からの陰口、攻撃、孤独・・・大歓迎と思うことです。

あなたの考えは普通の人、下位の人には理解されなかったけど、優秀な2割の人には理解されている可能性はあります。

あなたが優秀な2割に入っているなら、きっと人生良い方向に向かいます!

あなたのお役に立てれば幸いです。

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