【プロモーションを含みます】

人がついて来る会社は、会社の成長ステージに合わせた問題解決をしている

仕事ができる人になる

あなたの会社の経営目標は何ですか?

「売上○○円!」ですか?

それを聞いた社員はきっとこう思います。


「は???それが何???」


それが経営目標なのでしょうか。

それをやったからといって、働いている人はどうなるのでしょうか?会社の売上、利益が10%、20%上がったからといって、社員の給料はいくらも変わらないのではないでしょうか。でも、出た利益から経営者の懐に入るお金はしっかり増えているのではないでしょうか。

そういう会社はきちんと残業代も支払っていない会社が多いのではないでしょうか?「管理職だから残業代を支払わない」と都合よく勝手な解釈をし、社員を次々と名ばかり管理職とし、管理以外のプレーヤーの仕事や残業もさせて過重労働させて、社員を疲弊させていませんか?

もしやタイムカードすらないのでは?業務量の把握もできていなくて、社員に無理させているのでは?倒れた人はいませんか?これから倒れそうな人は?

仕事している人と、そうでない人の差が激しすぎたりしていませんか?

業務に必要なものの購入を認めず、自腹で調達させていたり、それを知ってて放置しているのでは?必要なものの購入を認めずに「効率アップしろ」など都合のいいことを言ってませんか?

こんなことがあったら、色々と問題の多い会社ですよね?

そんな会社が現実に存在しているとして、そんな会社のために身を粉にして働く人がいると思いますか?

・・・いないですよね。どうしてみんなついてこないのか・・・って、当たり前ですよね。


こんな会社は社員のことをどうでもいいと思っているとしか思えず、そんな会社のことを社員もどうでもいいと思っています。こうなると負のスパイラルです。




恐らくそういう会社は、創業時から徐々に成長するときに、会社の中で本来は整えなければならなかったことを放置してきてしまったのだと思います。

会社は創業から成長していくのにつれて、ステージアップしていきます。成長につれ、その時、そのステージで発生する問題、課題というのはだいたい決まっています。問題が発生するタイミングの目安としては従業員の数になります。だいたい30人、100人、300人、1000人になるときに問題が発生し、「壁」と言われます。

そのステージで起こる問題を一つずつ解決していくことで、本来は無理のない成長をしていくのですが、解決しないで放置したままにしておくと、しばらくは問題が無いように見えても、後から解決できないくらい大きな問題となってしまいます。

本来30人の壁の段階で解決しておかなくてはならない問題を、300人を超えてから解決しようとすると、問題が大きくなりすぎて、もうどこから手を付けていいのかわからないようになるということです。

また、そういう会社は、そもそもステージごとに問題発生するから解決が必要だという概念がないまま今のステージに来てしまったわけです。言ってみれば、経営能力が欠如した経営者が率いているのですから、そもそも手の付け方すらわからないのだと思います。小さな問題も放置して解決できなかった人たちが、大きな問題に取り組んで解決できるわけがありません。

結果として、問題を放置し続け、開き直って「俺たちもうあと3年で引退だから」といって見て見ぬふりをしたり、テキトーに行き当たりばったりで対応して、目も当てられない状態になっている場合もあります。

仮に自社内にそういうのがわかる人がいて提案しても、きっと聞き入れない文化が出来上がっています。

例えば、「今必要なのは人事制度とか、そんなのは必要じゃない。新製品開発だ」と言って聞かないとか、「製品開発部が一番重要で一番優秀だから、それ以外の人はバカだ。バカの意見など聞かなくてよい」と言う文化があって、会社の運営について製品開発部以外の人から意見があっても「本当に放置」してしまう文化だったりです。

衰退と破滅への道まっしぐらです。


そういう会社だから経営目標「売上○○円!」のような、人のついてこないズレた経営目標ができあがります。


会社の成長ステージに合わせた問題解決をすることで、人がついてくる会社になり、良い人も入ってきて、良い提案もしてくれ、良い仕事もしてくれるようになります。そうすることで次の成長ステージに上がれます。経営目標もズレないものになっていきます。


あなたのお役に立てれば幸いです。

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