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自分を引き上げる上司は有能、引き上げない上司は無能?

仕事ができる人になる

 仕事で結果を出していて、自分は仕事ができる!と思っていて、でも上に上がれなくて不満を持っている人は多いのではないでしょうか?

 そんなとき「上司が無能だ!」と思っていませんか?

 上司が無能だから、有能な人を引き上げないのでしょうか?私はそうは思いません。あなたを上に引き上げない上司は有能です。それをこれから説明します。

上司は有能

 

上に引き上げる上司は有能

 

 有能な部下を、上に引き上げる人は有能です。
だって結果を出しているあなたの実力を理解して、有能だと判断して、上に上げようとするからです。

 ただ、実際問題、上が詰まってて引き上げてあげられないケースもあります。できる人をどんどん上げていったら、そのうち全員部長になってしまいます。

 中小企業でその部署の20人中17人が役職者、3人が平社員という会社を見たことがあります。役職者の方はそれなりに力があるので、いつまでも平社員というわけにはいかず、そうなってしまったのでしょう。でも平社員が3人には驚きました。

 さすがに全員部長ではありませんでしたが、半分くらいの人がその会社の部長と同等の実力を持っていました。一つの部に実力のある人が多くいても、部長は1人だけです。実力はあっても上が詰まってて上がれない、というケースはやはり現実的にあります。

上に引き上げない人は無能?

 

 次に、有能な人を上に引き上げない人は無能でしょうか。

 結論から言うと、上に上げない人もまた有能です。色々な人がいるので、中には下の人に上がって欲しくない上司もいます。そうだとしてもその人も有能です。なぜなら結果を出しているあなたの実力を理解し、有能だと判断して上に上げないからです。

 どういうことかというと、上に上がってしまったら、次は自分が追い越されてしまうかもしれないですよね?自分と他人の力量を正確に判断できているということです。やはり有能です。負けると思ったり、嫉妬の感情を持っています。その時点ですでに敗北を認めています。

 だから、結果を出しているのに上に上がらないと嘆いている方は、逆に喜んだ方がいいです。その上司は自分の力量を認めています。

 そして、あなたが結果を出しているなら、やはり上司は有能です。あなたに結果を出させているわけですから。言い方は悪いかもしれませんが、有能なあなたをうまく使えている上司ということです。

偽物は本物の価値を高める

 

 また、喜んだ方がいい理由は他にもあります。偽物は本物の価値をより高めてくれるということです。

 例えば、ヴィトン、プラダのバッグなど、高級品がありますが、それについての偽物、類似品もそれ以上にあります。みんな本物っぽく取り繕ったり、高級品になりたくて真似をしているわけです。

 本物を買えない人は、本物を持っているフリをしてでも、それを持ちたいと思う場合があります。だから偽物と分かっていても、偽物を買ってしまうわけです。

 でも周りから見たら、パッと見ただけで偽物だとわかる場合もあります。本物を見分けられる人から見たら、やはり偽物だとわかります。偽物だけを見てもわからないかもしれません。ですが、偽物と本物が並べておいてあって、見比べたらわかる場合もあります。

 それを踏まえて、もし、上司が偽物で、あなたが本物だった場合、2人が並んだら、周りにはどう見えるでしょうか?高級バッグの場合は、偽物と本物が並んだらそれぞれを見分けやすかったですね。人だったら?

 パッと見ただけでは、見分けづらい偽物でも、本物を見分けられる人が見たらどうでしょう?つまり、上司のさらに上の人が見たら?経営者が見たら?あなたはどういう評価を受けるでしょうか?

 きっと偽物と本物の見分けがつくことでしょう。つまりあなたが評価されるということです。

 偽物の上司より、本物のあなたの価値がより高まるとは思えませんか?偽物は本物の価値を高めてくれるんです。

 だから近くに偽物がいることを喜びましょう。上に上げられないのは嘆くことでも、文句を言うことでもないのです。

まとめ

 こうして考えると、結果を出している有能なあなたを上に引き上げない上司、引き上げる上司は、両方とも有能と言えます。

 例え今は上に引き上げられていなくても、嘆くことはありません。喜びましょう!
  
 あなたの選択肢は、今まで通り、「結果を出し続ける」ことしかありません。喜んで結果を出していきましょう!

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